ブログとInstagramで発信活動を始めて3か月半が経ちました。
今回は、私が子どもの不登校について発信を始めた理由と意味、そして今の心境を綴りたいと思います(^^)
お付き合い可能な方は読んでいただければ幸いです(^-^;
不登校初期~私の気持ちの変化~
子どもたちが不登校になったのは、2021年夏休み明けのこと。
長男から始まりました。
全くの突然ではなく…
黄色信号のような行き渋りや早退はあったので、
もう無理をさせてはダメだと直感しました。
❝休ませよう❞
頭ではそうするべきだと思っていた私ですが、
心からすぐに子どもの状況を受け入れることができたかと言えばそうではなく…
その時の記事はこちら⇩
・勉強なんて全然しない
・子どもが行こうと思える学校外の居場所もない
私史上、どん底の子育て期~(:_;)
真っ暗なトンネルに親子で入って、出口が見えない中で彷徨うイメージ。
そんな日々の中、
一番大切にしないといけないことだと気付いたことは…

子どもたちの心の回復に努めよう
子どもたちの良いところを沢山伝えよう
あれもこれもできなくなって、
子どものできなくなった事に固執して必死で取り戻そうとしていたけど、子どもはそんなことは求めていない。

不登校になっても
それで人生終わったわけじゃない。
そもそも不登校をすることって悪いことではないよね。
そんな風に思い始めてから私自身も少し楽に。
子どもとの関わり方を見つめ直すことができたと思います。
発信を始めた理由
とはいえ…
不登校の子どもとの暮らしは、なかなかの修行です(-_-;)
例えばですが、
世の中は左利きより右利きの人の方が多いですよね。
だから、右利きベースで色んなものが作られています。
・改札口のタッチするところ
・レストランのスープバーに置いている注ぎ口のあるお玉
・定食セットのお箸の向きと汁物とごはんの配置など…
きっと右利きの人は、
これらが左利きの人にとっては不便であることにすら気付いていないはずです。
ちなみに私は左利き(^-^;
本当に些細なことなんですけど、右利き優位の場面に出くわす度にストレスを感じます。
何を言いたいかというと💡
マイノリティー側に立った途端に、マジョリティー側に居たときには気付かなかったことに気付くんです。
わが子が不登校になってみて、
子どもの苦悩も親のしんどさも私自身体感しました。
決して自分事として考えてこなかった不登校。
けれど、その立場になってみたら全然景色が違う。
子どもも親も必死で頑張ってるんです。
学校には行っていないし、勉強もしていないかもしれないけど、必死で葛藤して生きてるんです。

それなのに、
どうして学校に行けなくなっただけで
こんなにも苦しまないといけないんだろう…
そんな思いが沸々と湧き出てくるようになりました。
専門家でもなければインフルエンスもない。
一主婦の私ができることなんて本当に限られているけれど、自分が感じていることを少しでも世の中に発信したい。
そんな思いをぶつけるようにして立ち上げたのが、このブログでありInstagramでした。
ブログが書けなくなった10月
不登校の情報発信をするようになってから、
今まで以上に様々な不登校の情報に触れることができました。
・専門家と言われるような方々からのアドバイス的内容
・不登校児の居場所からの発信など…
20年前…
いや10年前でも考えられないくらいにすぐに情報をゲットできます。
けれど、たくさんの情報に触れるにつれて、
24時間不登校の情報が頭の中を支配する…
いや、寝てるときは考えられないですけどね(^-^;
そんな状態になり、しんどくなりました(:_;)

私って、
なんのために情報発信始めたんだろう
ちょっと本末転倒ですよね。
このブログの更新。
10月は全くできなかったのには、そういう背景がありました…
今の心境
そんな中で、
また発信に前向きになれたきっかけが3つありました。
私の発信に いいね♡やコメントをしてくれる方の存在
世の中に埋もれている私のブログ。
検索しても全然出てきません(-_-;)
フォロワーさんの数が100もいかないInstagram。
どれだけ弱小なんだ( ゚Д゚)
専門家でもないし、
有益な情報発信ができている自信なんて全くない。
そりゃそうか。
だけど、そんな私の情報発信に、
いいね♡をポチっと押してくれたり、
時間を割いてコメントを下さったり。
反応を感じることができると
発信して良かった~と心から思うことができました(*^^*)
もちろん見てくださるだけでも十分ありがたい!!!
ブログを読んでくださる方
Instagramをフォローしてくださる方(*^^*)
そんな方々の存在を感じることができたことが、
発信する原動力のようになりました。
日本経済新聞のコラム
たまたま見た
2023年10月21日の日本経済新聞の「春秋」というコラム欄。
今から20年前に不登校の子どもの環境を良くしたいと奔走した大人について書かれていました。
詳しくは⇩
このコラムを読んで、涙が出たんです( ノД`)
読み終えた後、思わず子どもたちにもシェアしました( ;;)
20年前の不登校を巡る環境や社会の理解は、
今よりもっともっと悪かったはず…
不登校の子どもを支援する法案
「教育機会確保法」が試行されたのは2017年のこと。
この法案の試行によって、
学校以外での居場所で学べるようにすることや不登校の最終目標は学校復帰ではないことが周知されることになりました。
ここに至るまでの当事者の子どもや親、
支援する大人の苦労は本当に計り知れない…
感謝の気持ちでいっぱいになったと同時に、
私自身が今、当事者の親としてできることをしたい!と強く思いました。
現状でもなお、
不登校の子どもを巡る環境は十分に整備されているとは言えないです。
不登校になった途端に…
・学びからは遠ざかる
・どこに居場所があるかも分からない
・周囲の理解も得難い
・フリースクールなどにかかる費用負担は実費

私が大きく何かを変えることはできない。
でも声を上げないと何も変わらないし、苦しむ親子はきっと増えるばかり。
だから、私にできることから始めたい!!
そう思いました。
同じように情報発信している方々の存在
・Instagram
・ブログ
・HP
・YouTube
・音声配信など
様々なSNSで、不登校や発達凸凹・発達障害についての情報発信をされている方々がいます。

自分が情報発信を始めてみて、
その労力と継続、
そして情報を出すことの難しさが
少し分かりました💦
多様な情報発信者がいる中でも私が一番刺激を受けるのは、やはり当事者の経験のある発信者さん。
発信を見聞きするたびに、
マイノリティー側の皆さんでエイエイオー🙌!!と
円陣を組んでいるような気持ちになるのです(*^^*)
修行のような子育ての日々でしんどいことも多いし、子どもに左右されて私自身が落ちてしまうこともあるけれど…(‘Д’)
でもまた頑張ろうと勇気をもらっています。
これからもぼちぼちと…
今回は、情報発信を始めてからの私の心境について書きました。
約3200字、相変わらず長い文章になりました(^-^;
情報発信を始めたばかりで
ブログもInstagramもまだ慣れないですが(笑)
読んでいただける方がいることで、私も頑張ろうと思えています(^^)
逃げ出したくなるような日もありますが、
支えていただきありがとうございます。
これからどのような形になっていくのかわかりません。
けれど、私らしく「不登校の子どもとの暮らし」を届けることができればと思います。
共感していただける方々、
円陣組んでいきましょー!!\(^o^)/
これからもよろしくお願いします。