私の不登校の❝答え❞探し

私のあれこれ

1年の中で、不登校界隈が最もざわざわする2学期。

私のブログにたどり着く方は、
子育てや不登校などにアンテナが立っている方が多いかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
つたないブログを読んでいただき、本当にありがとうございます(#^^#)

わが家は不登校歴3年目に突入しました。

今日は、不登校について今私が思うことをお話します。

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不登校になってすぐの頃。
本当に本当に真っ暗闇に落とされた気持ちでした…。

どうしてわが子が不登校になったのか、理由を知りたい気持ちと同時にどうしたら学校に行けるようになるのか。

必死でその答えを探していました。

でも、❝答え❞って何なんでしょうか。

当時私が欲しかった答えは明確です。

どうしたら子どもが学校に戻れるようになるか。

・原因探し
・本やブログの情報を読み漁る
・経験者の話を聴く
・相談機関に相談する

なんとか子どもを学校に通えていた頃に戻したい。

この地獄のような状況から抜け出したい。

悩みが自分のことだったらいいのに。

…と何度思ったことか。

❝今は心の回復の時期❞
休んだ方が良いと頭では理解していても、周りは変わらず日常生活を送っている。

他の子どもたちが登下校する姿を見るだけで私の胸がギュと苦しくなる。

わが家だけが時が止まってしまった感覚。

子どものためになんとかしないと…という焦りの感情。

しかし、焦る根本は自分が❝安心❞したいため。

そう気付いたのは随分と後でした。

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私の子育ては13年前にスタートしました。

ブログやInstagramなどの情報発信が盛んになってきた波もあり、様々な情報に触れながら子育てしてきました。

❝こうした方が良い❞
子どもが将来困らないように、取れる選択肢の中でベストな選択をしたい。

知育玩具や早期教育にも感度が高かったと思います。

今から振り返ると、
わが子にとってどうなのか…よりも、世間一般から見てどうなのか…を優先して先回りしていたんだと思います。

不登校という現実に対しても、
自分が思い描いていた❝安心できる子育て❞の中に子どもを戻したかったのです。

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不登校の子育て歴3年目の今、思うこと。

不登校の答えはひとりひとり異なる
そして、答えは親が出すものではない
ということ。

子どもはひとりひとり違う。
得意も不得意も性格も特性も。
たとえ親子であっても別人格。

それに加え、置かれている環境も不登校に至る背景も違う。

起きている現象としては不登校であっても、子どもが抱く不安の種や困難さは全然異なるんです。

だから、既製品のように簡単に解決方法なんて見つからないし、まして親が思い描く中に子どもを戻すなんて無理な話で…。

答えは、その子自身しか持っていないと気付きました。

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私自身、不登校で悩んでもがかなければ気付けなかった。

これは綺麗事のようですが、
焦って解決方法を探していた過去も決して無駄ではないと思うんです。

その時その時で必死に悩みもがいてきた結果が今の現在地点に繋がっているのです。

子どもの不登校で悩んでいる方に
❝こんな解決方法があるよ❞的な情報提供は、残念ながら私にはできません。

でも

❝同じように子どもの不登校に悩んでいる親がここにも居るよ❞

ということは声を大にして言いたい(#^^#)

だから、こうしてブログを書いています。

過去の点が線となって今がある。

点だけを見て悲観しなくて良い。

俯瞰して見ると、将来どんな線になるかなんて誰にも分からないのです。

子どもが分かりやすく不登校を脱したわけでもない私がこんなことを綴っても…とも思うのですが、今の気持ちをシェアすることで、苦しんでいる誰かの力になれれば良いなと思います(#^^#)