長男の起立性調節障害の改善策に取り組んだその後~再診結果~

不登校のあれこれ

長男が不登校になり10か月が経った頃、起立性調節障害と診断を受けました。

医師から長男に出された宿題は↓

・生活習慣に気を付ける
・生活記録表を書く
・運動(筋トレ)

再診までの4か月間、それらに取り組んだ結果どうだったのか。

また、起立性調節障害と診断をされたことは
長男の体だけではなく、心にも変化をもたらしました。

再診

初診から再診までの4か月間、改善策に取り組みました(*^^*)

診断を受けるまでと医師から指導された改善策について…
詳細はこちらの記事を↓

改善策の全体的な達成度は70%くらいでしょうか?

生活習慣の改善も生活記録表も週1回のトレーニングジム通いも…
100%きちんとできていたかと言われればそうではなく、と言った感じでした💦

4か月後の再診時。
同じく起立検査を行いました。

検査結果

再診時の脳血流量の変動

(初診時はこちら↓)

初診時と再診時を比較すると…
再診時は、寝た状態から起き上がるときの脳血流量の変化がほぼないことが分かります。

再診時の心拍数と血圧の変動

(初診時はこちら↓)

初診時と再診時を比較すると…
再診時は、心拍数が80から75回/分程度で正常範囲内。
血圧は寝た状態が110㎜Hg。
起き上がると一時的に80㎜Hgに下がりましたがすぐに上がり、正常範囲内とのことでした。

医師からの説明

診察及び再検査の結果…
❝起立性調節障害は完治している❞と言われました!

中等症のレベルから4か月で完治する事例はあまりないそうで。
先生からは「よく頑張った!」とお褒めの言葉を(*^^*)

一応これで通院は終了とのこと。
私も一安心した瞬間でした。

診断されたことで起こった心の変化

生活習慣を見直し睡眠リズムを整え、運動習慣を取り入れたこと。
幸いなことに、起立性調節障害を4か月で完治させることができました(*^^*)

しかし、診断を受けたことは体の変化だけではなく、長男の心にも変化をもたらしたのです。

どういうことかというと…

・起立性調節障害と診断されたことで心が軽くなった
・児童精神科クリニックと繋がれた

心が軽くなった

初診時、起立性調節障害と診断された後の帰り道。

俺、おかしくなかったんや(^^)

…ポロリと長男が言いました。
関西弁丸出しですみません💦

どうやら学校に行けない自分を
❝自分は変だ❞❝おかしい❞と責めていたようです。
みんな学校に行ける、なのに自分だけ行けない…

長男の仲の良い友達が時々家に来てくれるのですが、たわいもない会話の中に…
「そろそろ学校来いよ」
「怠けじゃない?」
「いつ来るの?」
などの言葉掛けも(:_;)

本人も上手く自分の気持ちを言語化できず、
苦しい思いを抱えていました。

友人たちに決して悪気があるわけではありません。
どうして学校に来ないのか…
単純な疑問なのです。
(来ないのか、ではなく行けないんですけどね💦)

長男の不登校のきっかけは、
学校に対する色々なしんどさからきたものと思います。

起立性調節障害が直接的な原因で不登校になったわけではありません。
しかし、起立性調節障害と診断されたことで
❝体もしんどかったんだ❞と安心できて心が軽くなったように感じました。

それは私も一緒で…(*^^*)

不登校のことを聞かれたときに、

分かりやすい言葉で人に説明できる~と思いました。
どうしても、なんで?どうして?と聞かれることって多いですよね…

担任の先生に相談。
長男の友人・クラスメイトには↓のように伝えてもらうようお願いしました。

起立性調節障害と診断された
↪体の不調で学校になかなか来れない状態
決して怠けなどではない
↪学校に来るように促す声掛けもプレッシャーになるので控えてほしい

担任の先生から上手く伝えてくださり、
以降友人からプレッシャーのかかる声掛けはなくなりました。

今まで通り良い関係性を保てています(^^)

児童精神科クリニックと繋がれた

初診時の医師からの説明のとき、
長男にこんな言葉掛けがありました。

(医師)
学校行けてないのか~。
まあ、この体の状態やったら無理やね。
でも、他のしんどさもあるんじゃないかな?

先生の知り合いで良いお医者さん知ってるから、一度行ってみて話してみ(^^)

児童精神科への紹介でした。

それまで何度か私から受診してみない?と提案していたのですが…
長男は行きたくないと拒否。

しかし、医師からの促しにはすんなり「わかった」と返答したのです!💦

その後、紹介していただいた児童精神科を受診。
今でも1回/月受診して、話をしたり睡眠リズムを整えるお薬をいただいたりしてます(^^)

まとめ

起立性調節障害と診断されたことで、長男には色々な変化がありました(*^^*)

これがきっかけで外に出る機会も増え、家の中の雰囲気も変わった感じがします。

体と心は繋がっていますね。

何がきっかけとなり子どもの心に変化をもたらすことになるか…
本当に分からないな~と実感。

トレーニングはというと…( ^^)
今では気分が向くときだけ行っています。

再び起立性調節障害を発症しないように注意しないといけないですね。
ちなみに私と夫は1回/2週で通っていますが、なかなかダイエット結果にはコミットしてません(;’∀’)
40代になると本当に落ちにくいことを痛感してます(笑)

ブログに書いたことは、長男の一例です。
起立性調節障害について気になる方は、専門病院やクリニックなどで相談してくださいね。